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ブラジルの基本情報

 地球のちょうど反対側に日本の約23倍という広大な国土。
ここに世界中の民族、人種が集まり人種差別や宗教差別とはほとんど無縁に共生する、文字通りの多民族国家がある。それがブラジル。
石油さえも自給自足しようとする今まさに飛躍するブラジル。
ブラジルには魅力溢れる観光地が多数ある。北に西ヨーロッパがすっぽり入るような雄大なアマゾン河が網の目のように広がり、大西洋岸には絵のように美しい都市リオデジャネイロ、ビルの林立する近代都市サンパウロ、世界遺産でもある独特な古都サルバドール、レシフェ、内陸部にはローカル色豊かな地方
都市を抱き、更に国の中心にはユニークな未来都市首都ブラジリアがある。南には豊穣な大農業地帯と産業地域が広がり、アルゼンチン、パラグアイにまたがる世界一のイグアス大瀑布が美しい虹と大自然を誇っている。西には日本の国土に匹敵しようというパンタナール大湿地帯がある。様々なこの国の形、魅力が私たちを旅に誘うのである。
 どの都市を訪ねても人々はブラジルの豊かな食材を生かして独特のブラジル料理ばかりでなく各国、各民族の自慢の料理を楽しみブラジルならではの「食文化」を誇り、独自の伝統文化、芸術を自慢し大切にしている。
 ブラジルへの旅はこのような人々との「ふれあい」の旅でもある。人々はカーニバル、サッカーに代表されるように家族、友人、隣人に奉仕し、音楽、スポーツを愛し心豊かに暮らし人生の喜び、楽しみを分かち合っている。このような人々こそが旅人に行き届いた快適さ、滞在の心地よさ、親切と思いやりを提供してくれるのである。人々の躍動する活力と喜びを実感していただきたい。

総合情報
正式国名 ブラジル連邦共和国
Republica Federativa do Brasil
建国 1822年にポルトガルから独立   面積 851.2万?(日本の約23倍)
人口 1億9,373万人(2008年)   首都 ブラジリア
人種 欧州系 55% 混血 38% その他   言語 ポルトガル語
宗教 カトリック教徒が約90%   政体 連邦共和制 三権分立
行政区画 26州、1連邦区   議会 二院制(上院80名、下院512名 2005年現在)
時差 日本より12時間遅れ(ただし夏時間あり)
通貨 レ アル。略号はR$。(ポルトガル語の発音ではヘアウ。複数形はヘアイス。)
硬貨はセンターボで、R$1=100センターボ)
主要産業 製造業、鉱業(鉄鉱石など)、農牧業(砂糖、オレンジ、コーヒー、大豆等)
経済状況 現政権は財政安定化政策を促進、経済安定と改革を重視、国際的信用を回復させ、年率5%の経済成長を達成、貿易収支も好調である。
経済・産業

ブラジルは天然資源に富み、GDP(国内総生産)は世界第9位に位置する。現在ではロシア・中華人民共和国・インドと並んで「BRICs」と呼ばれる新興経済国群の一角に挙げられている。特に重工業や農業分野が盛んで、ガソリンの代わりに燃料として利用されているサトウキビを用いたエタノールが注目を浴びている。

気候風土

南半球のブラジルは日本と季節がちょうど反対となる。日本の冬はブラジルの夏であり、日本の春はブラジルでは秋に当たる。赤道地帯では若干様相は異なるが気候は、90%は熱帯気候だが、日本の約23倍という広大な国土の為、地域によって大分気候は違う。北部のアマゾン地帯は、大ジャングルで、1年中高温多湿で7月も蒸し暑い。南部の州、サンタ・カタリーナやリオ・グランデ・ド・スールの6、7月は気温が零下になることもあり、霜も降りたりする。