トップページ > ブラジルガイド(都市情報/リオデジャネイロ)
世界三大美港で知られるリオデジャネイロはサンパウロに次ぐブラジル第2の都市で、世界的にも有名なカーニバルを筆頭に、有名な観光地がいくつもある、ブラジルを代表する都市である。白い砂浜を有するコパカバーナやイパネマをはじめとする美しいビーチ、市内を見下ろす高台にそびえるキリスト像、グアナバラ湾に面して立つ円錐状の岩山・ポン・デ・アスーカルなど見所がいっぱい。世界中からの観光客を魅了してやまないリオデジャネイロは現在、人口700万人を超え、一大都市を形成している。
200年以上にわたって政治、経済、文化の中心地であったこの地は今日では観光地としての資質を備えつつ、自然と人工の景観が見事に配置された芸術的な都市へと変貌を遂げている。
亜熱帯気候に属するリオデジャネイロ。夏は暑いが湿気は少なく、冬でも温暖なため過ごしやすい。現地の人たちは冬でも半袖で過ごすのも普通で、時にはビーチへ出掛けることもある。12月から2月にかけては、一番暑い時期で雨季に当たり、急に激しい雨も降るが、長く降る事はないため、傘を持たない人たちも多い。この時期に有名なリオのカーニバルも行われる。
リオには2つの空港があり、国際線は市内中心部から約20km離れたガレオン国際空港(アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港)[Galeao - Antonio Carlos Jobim]がある。サンパウロを除く国内主要都市からもこちらの空港に到着するケースが多い。
市内中心部にあるサントス・ドゥモン空港[Santos Dumont]は国内シャトル便の発着に利用する利便性の高い国内空港である。
ラジオタクシーと呼ばれる高級タクシーがあり、空港到着ロビーにあるカウンターで目的地までのチケットを購入する。(料金表もあるので観光客には安心。料金は普通のタクシーよりも多少割高。)また別の方法としてはフレスコン(Frescao)と呼ばれる高級バスがおすすめ。ルート内であればどこでも乗り降りが可能。乗車する際にホテル名や行き先を聞かれる。白い車体に“Real”と書かれた文字が目印となる。
市民の足になるのはバスと地下鉄だが、バスは観光客が利用するには路線が複雑なため、おすすめではない。地下鉄はセントロを中心に2路線ある。車輌もきれいで、マラカナンサッカー競技場やサンバパレード会場などを観光するには便利。
タクシーはバスや地下鉄に比べて高いが便利だ。街中を流しているタクシーが多いため簡単につかまえる事ができる。高級ホテルにも停車している。