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カルチャー

ブラジル料理

ブラジルの代表的な料理として始めに思い浮かぶのはフェイジョアーダだろうか。他にもブラジルの広大な大地を象徴するように、魚料理や肉料理など地方色豊かな様々な料理を味わうことが出来る。旅先の特色ある料理を食するのも旅の一つの楽しみである。

シュラスコ
シュラスコ
Churrasco
ブラジルを代表する肉料理。牛・鳥などの肉を炭火で串焼きにする。南部で生まれた料理で, 現在ではブラジル全土で食べられる。ホームパーティーの定番メニュー。
フィジョアーダ
フェイジョアーダ
Feijoada
黒人奴隷が農場主の残した肉(耳・尾など)と豆を煮込んで作った伝統料理。栄養価が高い。現在ではブラジルの一般家庭で頻繁に食べられる。水曜日と土曜日に食べる。(地域差あり)
カイピリーニャ
カイピリーニャ
Caipirinha
ブラジルのサトウキビ蒸留酒カシャッサを使ったカクテル。カシャッサにたっぷりのライムと砂糖を加え、クラッシュアイスの入ったグラスで飲む。甘く爽やかで飲みやすい。
ガラナ
ガラナ
Guarana
滋養強壮に効果的といわれるガラナの実を使った炭酸飲料。近頃では日本でも手に入る。写真にあるアンタルチカ社のものが有名で、他にもコカコーラがKUATというガラナ飲料を出している。

ブラジル音楽を楽しむ

リオデジャネイロのライブハウス

リオデジャネイロの
ライブハウス

ブラジル音楽といえば、今や世界的に親しまれている。数年前からリオデジャネイロのラパ(LAPA)地区に次々とサンバを中心とした生演奏が聞けるライブハウス、バー、レストランが誕生した。今では週末の夜ともなると、まっすぐ歩けないくらいの人出で賑わっている。
ラパ(LAPA)地区はセントロと呼ばれる市中心街に位置し、1723年に建設されたカリオカ水道橋がシンボル。
コパカバーナ地区からはタクシーで約20分(15~20ドル)程度で行けるので、ラパに出掛け、カリオカ(リオっ子)と一緒に楽しい時を過されてみては!
以下ではラパを代表する4 軒のライヴスポットをご紹介。各ライヴスポットのHPをチェックするだけで、滞在中何かしらのコンサートを楽しめるだろう。

カリオカ・ダ・ジャマ
カリオカ・ダ・ジェマ
Carioca da Gema
店名はずばり、“リオっ子のど真ん中”の意味。ラパを代表するサンバのライヴハウスで、週末は行列が必至。1Fがダンスフロア/2・3Fがバー形式になっており、テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチ、モイゼイス・マルケイス、アナ・コスタ、ヒッシャと言った実力派サンバグループが日替わりで出演。
http://www.barcariocadagema.com.br/
シルコ・ボアドール
シルコ・ボアドール
Circo Voador
“空飛ぶサーカス”という名前を持つ通り、もともとは古くからあるサーカス場を改装し、テント状の屋根が付いている半野外ライヴハウス。3,000人を収容し、サンバやロック、ファンキを中心に、カエターノ・ヴェローゾ、マリア・ヒタ、マルチナーリア、ジョルジ・ベンジョールといった大物アーティストも出演することもあるので、スケジュールが合えばぜひ足を運びたい。
http://www.circovoador.com.br/

リオ・セナリウム
Rio Scenarium
3フロアーある大きな店内には異なった趣向のアンティークが飾られておりゆっくり座って楽しみたい方におすすめ。
http://www.rioscenarium.com.br/
パラーダ・ダ・ラパ
Parada da Lapa
週末の昼からフェイジョアーダ+サンバの生演奏のイベントを開催している。不定期なので要スケジュールチェック。
http://www.paradadalapa.com.br/

ブラジルの旅行情報

査証(ビザ)
Um visto
ブラジルヘ入国する場合は目的に関わらず査証(ビザ)が必要になる。
日本には東京、名古屋、浜松の3 ヶ所にブラジル総領事館があるので、住民票がある管轄の総領事館で申請を行なう。観光ビザは通常発行から90日間有効で90日間滞在可能なマルチプルビザ(数次)が発給される。 マルチプルビザとは滞在可能期間内であれば何回でも再入国出来るビザの事であるが、まれに滞在期間に制限が付いたり、シングルビザが発給される場合もあるので、ビザを受け取る際に総領事館か専門の旅行会社に確認することが必要である。
予防注射
Injecao preventiva
ブラジルに入国する為に予防注射の義務はない。 アマゾンの奥地に入るような場合は、黄熱病の予防注射をした方がよい。
黄熱病の予防注射が義務となるのは、ペルー、ベネズエラ、ボリビアに入国した後、ブラジルに入国する場合。ブラジルが前記の国々を黄熱病汚染国としている為である。黄熱病予防注射の効力は接種10日後からとなるので、接種日には注意が必要。

プラブの形状 ●プラグ形状
基本的に丸ピンのCタイプ(左)、ホテルでは、日本と同じAタイプ(右)が使用できる所もある。
電圧、電源
A voltagem, uma provisao de poder
電圧は地域によって違う。通常220V/60Hzだが、サンパウロ、リオデジャネイロなどの都市圏は110V/60Hz。マナウスは 127V/60Hz、ブラジリアは220V/60Hz。 日本製品をそのまま使用することも可能だが、変圧器を持参されることをおすすめする。ノートパソコンやデジタルカメラは大抵220Vまで対応になってるので、そのまま使用できる。コンセントは右記の図の形が主流で、旅行用品店で購入できる。
両替
Uma troca
ブラジル通貨のレアルは日本では限られた両替商でしか交換できないため、ブラジル到着後に両替することになる。 ブラジル到着後、円からレアルに両替出来るところはあまりないため、日本出発前に米国ドルへの換金が必要。 トラベラーズチェックもレアルへの 換金はほとんど出来ないのでおすすめ出来ない。 クレジットカードは、小さなホテルやレストランでなければ使用可能。 ビザ、マスターカード、アメリカンエキスプレスの取扱店が多い。JCBカードの取扱店はほとんどない。

ブラジルのお土産

ブラジルはお土産の種類も豊富。有名なコーヒーやチョコレート、民芸品が一般的だが、宝石類はリーズナブルな値段で購入出来る。最近はプロポリス等、健康食品も人気。

コーヒー
コーヒー
世界一の生産量を誇るブラジルのコーヒー。多種多様なコーヒーの中からお気に入りを見つけてお土産に!!
砂絵
砂絵
色つきの砂で出来た見事な砂絵。トロピカルでブラジルらしい。

プロポリス
プロポリス
強壮剤や傷薬としての効用があるといわれている健康食品。ミツバチが植物樹脂などを練り合わせて集める物質で、人工生産が出来ないため、貴重品。ブラジルでは多く採取されている。健康に気遣う方は一度お試しを。
ハワイアナスのサンダル
ハワイアナスの サンダル
日本やヨーロッパで大人気のビーチサンダル。ハリウッドのセレブにも愛用されている。シンプルなデザインでありながら、多様なバリエーションがあるので、夏のファッションにぴったり。何種類も欲しくなる。

チョコレート
チョコレート
濃厚で甘いチョコレート。箱に入った詰め合わせのものがおすすめ!
メノウの置物
メノウの置物
ミナス・ジェライス州で産出されるメノウ石を使った置物。

宝石・ジュエリー
宝石・ジュエリー
ミナス・ジェライス州ではたくさんの種類の宝石が産出される。国内の宝石店では気に入った宝石をオーダーメイドでアクセサリーにしてれるお店もある。
ボンフィン教会のリボン
ボンフィン教会の
リボン
北東部サルバドールにあるノッソ・セニョール・ボンフィン教会のリボンは、手首や足首に巻いて、切れると願いが叶うという…ミサンガの元になったとも言われるリボン。

牛革の民芸品写真
牛革の民芸品写真
敷物や壁掛けなど、さまざまな牛革製品がある。写真は牛革の敷物。
蝶を施した民芸品
蝶を施した民芸品
ブラジル特有の珍しい蝶を施した美しい色のコースターや壁掛け、キーホルダーなど華やかなな民芸品。

カーニバル

世界的に有名なリオのカーニバル。カーニバルとは本来、キリスト教のクアレズマという断食期間がはじまる前に羽目を外して楽しみ、祝う祭である。1年に1度、日常を忘れ、あらゆる喜びに身を浸す。リオの街はこの期間、喜びと活気に満ち溢れる。

リオのカーニバル
リオのカーニバル
Carioca da Gema
リオではカーニバルの期間中、リオ市内の『サンボードロモ』と呼ばれる専用スタジアムでパレードが行われる。パレードは夜9時から始まり、翌朝まで続く。カーニバルの期間中は専用スタジアムだけでなく、国中のあらゆる場所でこういったパレードやパーティーが行われる。リオの街を歩くとそこらじゅうから賑やかな音楽が聞こえてくる。
リオのカーニバルはコンテスト形式で行われている。
『エスコーラ・デ・サンバ』と呼ばれるサンバチームがそれぞれの歌と音楽、衣装や踊りなどで優勝を競い合う。
エスコーラ・デ・サンバはサンバの学校を意味する。
サンバチームは実力によってグループ分けされている。最高峰のスペシャルグループをはじめ、グループA、B、C、D、Eと続く。
スペシャルグループは13チームないし14チーム(年によって変わる)から構成されており、日曜日・月曜日に分かれてパレードを繰り広げる。多くの人々を魅了し、世界的に有名なリオのカーニバルとはこの2日間である。
毎年のカーニバルの結果によって、グループAの上位チームと入れ替えが行われる。サンバの軽快なリズムは1チーム200人もいる打楽器隊『バテリア』によって刻まれる。
きらびやかな衣装や山車も各エスコーラ・デ・サンバが一年かけて準備する。カーニバルが終わった瞬間から、翌年のカーニバルに向けての準備が始まる。各チームの持ち時間は65?80分。1チーム4000?5000人で構成される大規模なパレード。チームごとに設定したテーマに基づき、音楽・衣装・山車でストーリーを伝える。
カーニバルパレードは云わば世界最大級の野外オペラである。
カーニバルの主役たち
ハイーニャ・ダ・パテリア
ハイーニャ・ダ・ バテリア
Rainha da Bateria
『バテリアの女王』と呼ばれる注目したいダンサー。美しい女性が楽器隊の側で踊る。
ポルタ・バンディラ&メストリ・サラ
ポルタ・バンデイラ& メストリ・サラ
Porta-Banderia &Mestre-Sala
チーム旗を掲げる重要なダンサー。男女二人が絶妙なコンビネーションで踊る。