ポルトガル語で『ブラックゴールド』を意味するこの街は、かつて金の採掘によってブラジル経済の中心を担った。 石畳の町並みには、かつての栄光を思わせる金を施した美しい教会が建つ。歴史の面影を残す静かな街である。現在では、ダイヤモンドなど鉱石が採掘されており、 町のところどころにある宝石店ではオリジナルアクセサリーを作ってくれる。

ブラジルで最も古い植民地。この土地の領主があまりの美しさに「Oh Linda!」（おぉ、美しい）と口に出した事から名付けられたとも言われている。オランダにも占領されていたため、ポルトガル風、オランダ風の異なる建築物が見られる。

カピバラ山地国立公園はピアウイー州の南西に位置する。考古学的に重要とされ、世界遺産に登録された国立公園内一帯に広がる岩壁には壁画が刻まれている。また、国立公園周辺に多くの動植物が生息しており、それらの動植物も同時に保護されている。

ブラジルで唯一フランス人によって築かれた町。アズレージョと呼ばれるポルトガルのブルータイルが町を美しく彩っている。近年町の復興が行われ、植民地時代の町並みが鮮やかによみがえった。

ブラジルのミケランジェロと呼ばれる彫刻家アレンジーニョの作品が多く残る。キリストの受難を表した彫刻や預言者像などブラジルバロックアートの美しい作品。大病に侵されながらも、なお作り続けた彼の作品は悲しみを帯びた美しい表情を持つ。

多くの植物系、動物系の保護地域として指定されている。環境の変化によって失われつつある動植物を保護する上で大きな意味を持つ。また、熱帯地域の生態系研究においても重要な例として保護されている。